【5分で理解】Googleの「NotebookLM」って何?自分専用の資料を完璧に把握する「賢い秘書」の正体

「最近よく聞く『NotebookLM』って、ChatGPTと何が違うの?」
「AIって嘘をつくこともあるし、仕事や勉強で使うのは少し不安……」

そんな悩みを持っている方にこそ知ってほしいのが、Googleが提供しているAIツール「NotebookLM」です。

これまでのAIは「インターネット上の広い知識」を教えてくれるものでしたが、NotebookLMは「あなたが渡した資料だけ」をベースに動いてくれる、全く新しいタイプのAIです。

今回は、このNotebookLMがなぜ注目されているのか、その仕組みと便利な使い方を分かりやすく紹介します。


NotebookLMは「あなた専用の資料」に特化したAI

結論から言うと、NotebookLMは「AIを活用したメモ・リサーチ補助ツール」です。

最大の特徴は、「ソース(情報源)」を自分で指定できること
自分が持っているPDF、Googleドキュメント、テキストファイル、あるいは特定のウェブサイトのURLを読み込ませ、その内容について質問したり、まとめを作成させたりできます。

一般的なAIチャットボットが「物知りな案内人」だとすれば、NotebookLMは「あなたの机の上にある資料をすべて暗記している優秀な秘書」のような存在です。

なぜNotebookLMが「信頼できる」と言われるのか?

AIを使っていると、もっともらしい嘘をつかれる「ハルシネーション」に悩まされることがありますよね。

こうした弱点を克服するため、NotebookLMは「グラウンディング(根拠付け)」という手法を採用しています。

回答の根拠(ソース)がはっきり見える

NotebookLMに質問すると、AIは必ず「あなたがアップロードした資料のどこにそれが書いてあったか」を脚注(番号)で示してくれます。

その番号をクリックすれば、該当する資料のページがすぐに開くため、ユーザーは「本当に正しい情報か?」を自分の目で即座に確認できます。
この「根拠が追える」という安心感が、ビジネスや学術の現場で支持されている最大の理由です。

NotebookLMでできる3つの便利なこと

「具体的にどう使えばいいの?」という方に向けて、代表的な活用術を3つ紹介します。

大量の資料を一瞬で要約する

例えば、100ページある製品マニュアルや、数年分のプロジェクト報告書。
これらをすべて読み込むのは大変ですが、NotebookLMに放り込めば、数秒で要約を作成してくれます。

資料に基づいた「Q&A」

「この契約書の解約条件はどうなっている?」「過去の議事録の中で、Aさんが反対した理由は?」といったピンポイントな質問に答えてくれます。
自分で「Ctrl + F」で検索して探し回る手間がなくなります。

話題の「音声概説」機能

今、SNSなどで最も話題になっているのがこの機能です。
読み込ませた資料を元に、「2人の登場人物がラジオ番組のように対談して解説してくれる音声」を自動生成できます。

現在は英語での音声がメインですが、日本語の資料を元に作成することも可能です。
移動中などに「耳から資料の内容を理解する」という新しい学習スタイルが可能になります。

ChatGPTやGeminiとの違い

「GoogleのGemini(ジェミニ)と何が違うの?」と疑問に思うかもしれません。
それぞれのAIには、得意・不得意の「性格」のようなものがあります。

一般的なAIとの大きな違いを、以下の表にまとめました。

特徴一般的なAI(ChatGPT/Gemini等)NotebookLM
主な情報源インターネット上の膨大なデータユーザーがアップロードした資料
回答のスタンス知識を組み合わせて「答える」資料の中から「探してまとめる」
ハルシネーション起こりやすい非常に起こりにくい
主な用途創作、プログラミング、
一般的な相談
読解、リサーチ、資料整理

一般的なAIは「ゼロから何かを作る」のが得意ですが、NotebookLMは「今ある情報を整理して理解を深める」ことに特化しています。

NotebookLMを使い始める3ステップ

使い方は非常にシンプルです。

  1. NotebookLMの公式サイトにアクセス
    Googleアカウントがあれば、誰でも無料で利用できます。
  2. 「ノートブック」を作成する
    プロジェクトごとに「ノートブック」という箱を作ります。
  3. ソース(資料)を追加する
    手持ちのPDFをドラッグ&ドロップしたり、Googleドライブからファイルを選択したりするだけです。

これだけで、あなた専用のAIアシスタントが完成します。

よくある質問(FAQ)

Q
読み込ませたデータはAIの学習に使われますか?
A

Googleの公式発表(2026年時点)によると、NotebookLMにアップロードした個人データが、モデルのトレーニング(再学習)に使用されることはありません。プライバシーに配慮された設計になっています。


Q
日本語の資料でも大丈夫?
A

はい、日本語のPDFやテキストも問題なく読み込めます。回答も日本語で返ってくるので安心してください。


Q
無料で使えるの?
A

はい、現在は無料で公開されています(利用制限などは今後のアップデートで変更される可能性があります)。


まとめ:NotebookLMは「情報の迷子」を防ぐ最強のツール

私たちは日々、メール、チャット、PDF、ウェブ記事など、あまりにも多くの情報に囲まれています。
それらを一つひとつ読み解くのは限界がありますが、NotebookLMを使えば、「自分が必要な情報だけ」を抽出した知恵袋を作ることができます。

  • アップロードした資料を主な情報源として回答する。
  • 回答の根拠(出典)が明確で安心。
  • 大量の資料を要約したり、音声で聞いたりできる。

まずは、読みこなせていない長文のPDFを一つアップロードして、AIに質問してみるところから始めてみませんか?