複数セルに値を入力
Google Apps Script(GAS)でスプレッドシートの複数セルに値を入力する構文です。
構文
Rangeオブジェクト.setValues(values)
引数
引数 | 型 | 説明 |
---|---|---|
values | Object[][] | 入力をする値の配列 |
戻り値
Range
サンプル
function sample() {
// アクティブなスプレッドシートを取得
const spreadSheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
// アクティブなシートを取得
const sheet = spreadSheet.getActiveSheet();
// 値を設定 A1:A4
const cellA = sheet.getRange(1, 1, 4).setValues([["A1"], ["A2"], ["A3"], ["A4"]]);
Logger.log(cellA);
// 値を設定 B1:C4
const cellBC = sheet.getRange("B1:C4").setValues([["B1", "C1"], ["B2", "C2"], ["B3", "C3"], ["B4", "C4"]]);
Logger.log(cellBC);
}
解説
配列にすることで、複数セルに値を1度に設定することができます。
範囲(Range)と配列の数が異なるとエラーになるので注意が必要です。
繰り返し一つのセルに値を入力するよりも複数セルに値を入力する方が処理スピードは早いです。
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1つのセルに値を設定する場合は以下を参考にしてください。